コラム

目からウロコ?鼻から牛乳? 世の光・ジェネレーションX・パーソナリティー 水谷潔

77「クリスマス~究極の献身愛への応答」
クリスマスは、マリヤにとっては、出産という一大事でもありました。救い主を身ごもり、家畜小屋での出産はどんなに不安であったでしょう。
関西で働くクリスチャン助産師からお聞きしたのですが、出産の現場にいると夫婦の関係性が嫌でも見えてくるそうです。出産を前に背中をさする夫に「夜で眠いのに、ずっと背中さすってくれて、大変やろー。無理せんでね」と気遣う妻に「大変なのは君の方やろ、それに比べたら、背中さするくらい」と答える夫。他方、眠気と戦いながら背中をさする夫に、「しっかりさすらんかい!寝たらただじゃ済まんからな。そんなんしたら、一生言い続けたるからなー」と言い放つ妻と慌てて力を込めてさすり始める夫。
妻を献身的に愛する夫であっても、その愛に対しての応答は正反対ですね。さて、私たちはどうでしょう?神様の一人子が、天の位を捨てて、いのちと引き換えに私たちを救うために、人となられこの地上にお生まれになりました。クリスマスが示すこの究極の献身愛に、私たちはどう応答するのでしょう?

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