コラム
相山 暁 日本福音キリスト教会連合 栄聖書教会 伝道師
「御心を成し遂げるみことば」
私は牧師家庭で育ち、10歳の時に開拓伝道のために引越しをしました。親しい友達から離れ、新しい地で必死に馴染もうとしている時に、よくラジオを聞いていました。その時に聞いていたラジオはTBAの働きとは違い、福音を語るという内容ではありませんでしたが、小学校高学年から中学生の期間、私は様々なラジオを通して色々な事を学びました。
特にこれが聞きたい、と思って特定の番組を聞いた事もありますし、ただ、ラジオから音楽や声が流れてくるのをなんとなく聞いていた事もあります。ラジオというものは不思議で、なんとなく聞いていても、その内容がやけに心に残る事がある物だと思います。「世の光」や「ジェネレーションX」などの番組をなんとなく聞いている方もいて、ふとした瞬間にそこで語られる言葉にハッとさせされる方もいるのではないでしょうか?
神様のみことばを求めてこれらの番組を聞いていなくても、神様のみことばがそこで語られているという事実に私たちは希望を置き、神様に大きく期待をすることができるのではないでしょうか?イザヤの55章10-11節には「雨や雪が天から降ってもとに戻らず、必ず地を潤し、それに物を生えさせ、芽を出させ、種蒔く者には種を与え、食べる者にはパンを与える。そのように、わたしの口から出るわたしのことばも、むなしく、わたしのところに帰っては来ない。必ず、わたしの望む事を成し遂げ、わたしの言い送った事を成功させる。」と書いてあります。当たり前の事ですが、みことばは、全知全能の、絶対的権威者である、その御計画に従って全てを行っておられる神様の言葉です。
そんな神様のみことばがTBAの働きを通して今日もラジオを通して、みことばを求めてチューニングを合わせている方にも、なんとなく聞いている方にも届けられている事は素晴らしい事です。神様が今日もその御計画に従ってみわざを行っていてくださるのです。ですから、この働きが途絶えることが内容に、私たちは続けて、TBAの働きを祈りと献金を持って支えていきたいと、そう思わされます。