コラム

目からウロコ?鼻から牛乳? 世の光・ジェネレーションX・パーソナリティー 水谷潔

59「田中将大捕手と坂本勇人投手?」

ヤンキースで活躍する田中将大投手と昨年首位打者に輝いた坂本勇人選手が、少年野球では同じチームに所属していたことはよく知られています。驚くべきことに、二人はバッテリーを組んでいて、田中将大少年が捕手で、坂本少年が投手でした。後に二人それぞれの指導者が適性を見抜き、田中選手は投手、坂本選手は野手に専念したのですが、少年野球時代と同じポジションを続けていたら、二人とも現在の活躍はなかったでしょう。

ヨハネ21章で、イエス様はペテロに、若い時は自分の歩きたい所を歩くが、年をとると行きたくない所に連れてゆかれると告げられました。クリスチャンも、少年時代は、自分のつきたいポジションにつき、それでも不満や愚痴を言うのかもしれません。高校生ともなれば、神様という指導者の適性判断で、行きたくないところへ連れてゆかれます。そこに留まり、神様の栄光を現わし、実を結んだら、プロなのでしょう。

お互いのクリスチャンとしての成熟度は、少年野球、高校野球、プロ野球、どのレベルでしょう?限りある地上の生涯だからこそ、「田中捕手」や「坂本投手」ではなく、「エース田中」や「首位打者坂本」を目指したいですね。

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