コラム

日本同盟基督教団 牧師  神尾鋼行

「大いに期待して」

 

「わがたましいよ。主をほめたたえよ。主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。」 詩篇103:2

昨年春、TBAがちらしをつくりました。A4サイズの両面印刷で三つ折りになっているものです。支援教会開拓のために、TBAの啓蒙のために用いられています。

その内側に「何人 の人が聴いているのでしょう」という項目があり、視聴率調査会社からの報告数があります。東海地区では毎朝8万人が聴いていることになります。すごいことです!

「世の光」放送によって、教会紹介がされたり、聖書を読むように導かれたり、イエスキリストを信じる信仰に導かれた人がたくさんいることを知っています。牧師になっている人もたくさん知っています。入院中の人、夜勤の人、なかなか教会に行けない人。いろいろな人が、「世の光」を聞いています。カーラジオで聞いている人もいます。畑仕事をしながら聞いている人、散歩をしながら、朝の弁当を作りながら聞いている人もいます。

私が牧師になって十年以上経ったある日、まだクリスチャンでない母に教会の宣教の働きとして「世 の光」番組を東海ラジオとギフちゃん(岐阜放送)から放送している、という話しになりました。母は、教会もスポンサーになって放送していることは驚きながら、そういえば朝、聖書の話をする番組やってるねぇ、畑仕事をするときラジオで聞いたことあるわ、と言いました。それを聞いた私はびっくり。昨年の夏、母と母の妹になるおばさんと、私たち夫婦で食事をしました。「世の光」の話題になったとき、そのおばさんは、土曜日に教会紹介しているやつだねぇ、と言いました。キリスト信仰とはまったく無縁のそのおばさんもラジオ「世の光」を聞いたことがあるのです!

 

2016年。

主に大いに期待しましょう。「主の良くしてくださったことを何一つ忘れ」ないで、神 のめぐみを数えていきたいと思います。どんな素晴らしいことを神が私たちに用意しておられることでしょうか!  今年も、神のなさる神の宣教命令にしっかりと応答して、ラジオ放送の支援に励んできましょう。

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