コラム

39 目からウロコ?鼻から牛乳? 世の光・ジェネレーションX・パーソナリティー 水谷潔

オーストラリアに別荘を持つ明石家さんまさんは、毎年そこで、年末年始の2週間を仲間たちと過ごすのだそうです。ある年のこと、後輩に渡すために多額の入ったお年玉袋をいくつも準備して、空港に到着したのですが、それが税関で誤解を受け、別室で何時間も取り調べを受けることに。

日本の超有名人も、外国では無名人扱いです。自分のことや事情をいくら説明しても、信用してもらえません。七福神が描かれた財布を見て、不信に思った税関職員が、「これは何か?」と尋ねた時のこと。さんまさんが英語で「セブン・ゴッズ」と説明すると、その職員は大声でこう反論したのだとか。「ノー!ゴッド・イズ・ワン!」

さんまさんにしてみれば「おい、そこかいな?」でしょうが、職員の方は「そこだけは!」という思いだったのかもしれません。両国の神観の違いを実感させるだけでなく、クリスチャンには、「神の国の入国資格」を思い起こさせるお話しではないでしょうか?

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