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コラム 目からウロコ?鼻から牛乳?

「冷や麦の色付き麺は何のため?」 水谷 潔

夏には、冷や麦やそうめんを召し上がったでしょうか。冷や麦は、一袋に、1,2本ほどピンクや緑の麺が入っていることがあります。そのように1,2本だけ着色するのは、何のためか、ご存知でしょうか。実は、そうめんと間違えないための目印なのだとか。冷や麦とそうめんは、どちらも細い麺で、とてもよく似ていますが、油を使っているかどうかなど、少しだけ原材料と製法が違います。

このことを知って、思ったのです。では、クリスチャンにとっての「色付き麺」は、何だろうと。未信者にクリスチャンとの自分の違いを示す目印。それは、日曜日に教会に行き、礼拝をささげているというライフスタイルかもしれません。食事の前に祈るという良き習慣やバプテスマを受けているという事実もそうでしょう。愛、喜び、平安など、内なる御霊の実が、外側に現れているなら、最高の目印となると思うのです。言葉で福音を伝えることは、もちろん大切ですが、自分の存在自体と自然な歩みが、福音の証となったら、それも素晴らしいことではないでしょうか。秋になりましたが、もし、夏に食べきれなかった冷や麦の色付き麺を発見したら、このコラムを思い出してください。

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