コラム
目からウロコ?鼻から牛乳? 世の光・ジェネレーションX・パーソナリティー 水谷潔
58「大手町の昼夜人口差」
今年の2月には、大手町のホテルに宿泊したのですが、昼と夜とでは、街の様子が全く違うのに驚きました。大手町は丸の内と並んで日本を代表するビジネス街です。住宅がほとんどないために、昼夜での人口差が極端なのだそうです。なんでも、昼間の人口が約7万2千人なのに対して、住民登録人口はわずか4人なのだとか。
大手町の極端な昼夜の人口差に驚きながら、考えたのは「日本宣教の昼夜人口差」です。私たちの暮らす地域の人口は、何千人あるいは、何万人かもしれません。しかし、やがて、働くことのできない夜が訪れます。その時、天国に住民登録されている人口は何人でしょう?
クリスチャンはまず、天国の住民票に自分の名前があることを、力いっぱい喜びましょう。その上で、日本の極端な昼夜人口差を覚えたいのです。福音を証しできるのは昼の間だけです。やがて個人的な夜が訪れます。新年度を迎えて一か月が経ちました。新たな出会いがあり、その方々とも、そろそろ親しくなってきたのではないでしょうか?昼夜人口差を覚えながら、日々出会う方々に、生活と言葉をもって、福音を証ししてゆきましょう。