コラム

４７　目からウロコ？鼻から牛乳？　世の光・ジェネレーションＸ・パーソナリティー　水谷潔

「煎茶と玉露を分けるのは？」

４月終わりから５月中頃まで摘み取られるお茶は、最初に摘み取られることから「新茶」と呼ばれ、６月は、新茶を楽しめる季節でもあります。最近、知ったのですが、一般的な煎茶と高級茶である玉露の違いは、その茶葉にではなく、栽培方法にあるのだそうです。玉露の場合は、収穫の２週間前に茶葉に覆いを掛け、日光を遮断します。暗闇を通過することで、渋みは減少し、うまみ成分は増加して、さらに玉露独自の香りが生ずるのです。

神様のクリスチャン育成方法も同様ではないでしょうか？光を遮断し、暗闇を通すことによって、祝福を妨げる成分を減らし、祝福にふさわしい成分は増やし、私たちをキリストの香りを放つ者へと育ててくださいます。

聖書は多くの個所で、私たちに試練の意味と目的を教えています。神様は深い愛の故に、信じ従う者を「高級茶仕様」で栽培してくださる方です。お茶を飲む時に、光を遮られ闇を通過する時に、この記事を思い起こしていただければ幸いです。