コラム

連載「目からウロコ?鼻から牛乳?」 12. 「釣った魚にこそ、餌をやれ!」 水谷潔師

男性は一般的に目的達成型で、結婚相手を獲得すれば、その後の努力を怠りがちなもの。「釣った魚に餌をやらない」と言いますが、餌をやらないとどうなるでしょう?
愛情実感がなければ、妻の機嫌は悪化、美容にも悪いので容姿も衰えます。夫に失望した妻は、子どもに愛を注ぎ、過保護となり息子は自立不足に。夫の愚痴を子どもに言うようになれば、娘は結婚に失望し、非婚傾向に。
何一ついいことがありません。ですから、釣った魚にこそ餌をやりましょう!これぞ、夫婦円満と子どもの健やかな成長の秘訣であります。
聖書もエペソ5章25節で命じています。
「夫たちよ。キリストが教会を愛し、教会のためにご自身をささげられたように、あなたがたも、自分の妻を愛しなさい。」  釣った魚に餌どころか、自分自身を与えるのです。キリストから受けた献身的愛を妻に転化するのです。「釣った魚に自分を与える」。夫たる者、家庭の祝福を願って、この結婚愛にチェレンジし続けましょう。

カテゴリー