コラム

岡本真紀 同盟福音キリスト教会 一宮キリスト教会 牧師

「みことばを求める一年にしよう!」

神は言われる。「渇いている者には、命の水の泉から価なしに飲ませよう。」 ヨハネの黙示録 二一章六節 

2018年、新しい年もよろしくお願いいたします。

新年の朝を皆さんはどのように迎えられたでしょうか。昨日見た夢を思い出していた方や、元旦礼拝に遅れまいと慌てて起きた方もおられるかもしれません。その中で多くの方は、まず何かを飲まれたのではないでしょうか。水、コーヒー、紅茶、牛乳、いろいろあるでしょうが、朝起きてのどが渇き、何かを飲んで一日を始める方は多いと思います。新年に限らず、私は、まず何かを飲みたい、と毎朝のどの渇きを覚えています。何も飲まないで一日を始めるのは、病院の検査などで「飲んではならない」と決められている朝だけでしょう。その日は、どうやって検査までの時間を過ごそうかと苦痛になります。それほど、のどの渇きを潤すことは毎日の必要事項です。

冒頭の聖書の言葉は、「ローズンゲン(日々の聖句)」と言う毎日みことばを読むための本にのせられていた今年のテーマ聖句です。今年は、「渇き」をテーマに毎日みことばを読むことを励ましています。「渇き」は人間にとって生死にかかわる経験と言い、水が近くにあるか、ないかで精神の安定も変わってくる、と。

渇きを潤すことは、体のためだけではなく、魂のためにも必要なことなのです。もしかしたら、体のことは気をつけることが出来ても、魂のためにはそうではない、と言うことがあるかもしれませんが、聖書は神のことば、みことばを求めることを何度も教えています。そしてそれが、いのちであり、約束であり、助けであることも。これは、魂が潤うために毎日なくてはならない必要事項です。

主が「飲ませよう。」「与えよう。」と約束してくださっているのですから、のどの渇きを潤す為に毎日何かを飲むように、魂のためにみことばを毎日求める一年にしませんか。

毎日求めるべきみことばを耳から受け取ることができるのが世の光です。ラジオ、インターネットからいつでも、どこでも求めることができるのです。皆さんの魂が潤う一年になりますように。

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