コラム
53 目からウロコ?鼻から牛乳? 世の光・ジェネレーションX・パーソナリティー 水谷潔
53 「史上最大の身分違いの愛」
小説や映画では、「身分違いの愛」は定番のテーマですが、音楽も同様です。トップモデルに恋したビリー・ジョエルは「アップタウンガール」という曲をヒットさせ、別世界に生きる彼女に愛を伝えました。後に、この恋は実り、二人は結婚します。
松任谷由実さんの「ダウンタウンボーイ」はこの曲へのアンサーソングです。ナイーブで寂しがり屋なのに、不良の振りをしている下町の男性と山の手のお嬢様の終わっていった恋を描いています。夢見る愛の歌に現実の厳しさで応答したのでしょう。
救い主の誕生を告げる御使いたちは「天に栄光、地に平和」と賛美しました。天におられる罪なき方が、地に住む罪人を愛されました。御子イエスはその愛の証しです。そして、このクリスマスの愛こそ、「史上最大の身分違いの愛」に違いありません。
この愛を片思いに終わらせてはなりません!身分違いの愛を成就させましょう!日米それぞれのヒット曲から、クリスマスの意味を改めて考えてみてはどうでしょう。