コラム

目からウロコ?鼻から牛乳? 31 世の光・ジェネレーションX・パーソナリティー 水谷潔

「老舗うなぎ店のタレが100年以上も腐らない理由」

焼けたうなぎを漬けては注ぎ足してきたタレは、常温保存なのに創業以来100年経っても腐りません。その理由をご存知ですか?私もテレビ番組で知ったのですが、何でも、焼けたうなぎを漬けることが低温殺菌になるからだそうです。

みことばを受け止めて生ずる熱い思い、炎のような霊的体験、火のような試練などは、時に私たちを劇的に変える「高温殺菌の恵み」と言えるでしょう。一方、軽んじてならないのは、「日々の低温殺菌」です。熱い思いや特別な体験や大きな試練などはなくても、みことばと祈りによる主との交わり、主にある兄弟姉妹との交わり、主にある者としての世との戦いは、罪と汚れを取り除き、内なるいのちを保つ低温殺菌です。さらにそれは、うなぎのうまみがタレに移るように、キリストの品性を私たちの人格に反映させます。

新年となり一か月が過ぎました。日々、低温殺菌をしていますか?街でうなぎ店を見かけたら、このコラムを思い出して、老舗うなぎ店に負けないタレづくりに励んで下さいね。

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