コラム
目からウロコ?鼻から牛乳? 26 世の光・ジェネレーションX・パーソナリティー 水谷潔
㉖「5万回斬られた俳優が、国際映画祭で最優秀主演賞」
8月上旬までカナダのモントリオールで開催された国際映画祭で、「5万回斬られた男」との異名を持つ福本清三さんが、人生初の主演を務めた映画『太秦(うずまさ)ライムライト』が、最優秀作品賞を受賞し、福本さん自身も最優秀主演男優賞の栄誉に輝きました。
監督は、「50年以上、斬られることで、主役を引き立たせてきた福本さんの海外の映画祭で主演男優賞受賞は、『どこかで誰かが見ていてくれる』というこの作品のテーマそのもの」と歓喜しておられたとのこと。
聖書が示す人生の目的は、神の栄光を現すこと(Ⅰコリ10:31)です。人生が映画なら、主役は神様、そして、クリスチャンは、主役を引き立たせる脇役です。いつか、イエス様にお会いした時に、「いつも主役を引き立てる名脇役でしたね」と優秀作品賞をいただきたいものです。主役である神様の栄光を現す歩みに励みましょう。私たちの脇役ぶりを見ていて下さる方がおられるのですから。