コラム
目からウロコ?鼻から牛乳? 世の光・メッセンジャー 水谷潔
「逃げるは恥でなく、主の役に立つ」
「逃げるは恥だが役に立つ」とはハンガリーの諺。日本では、テレビドラマのタイトルとして、知られるように。一方で、聖書が記すのは、いくつかの例外。それらは、出エジプト、ダビデのサウル王からの逃亡、そして、クリスマス後のイエス様の一家の避難です。どれも逃げることは、神様の導きや摂理で、その結果は、神様の業を進めています。何から逃げたかに中もすれば、共通して浮かび上がるのは、強大な国家権力による悪。
聖書において、パウロは召されたところに留まるようにと勧めていますが、それは、あくまで原則でしょう。愛する者が、強大な悪の犠牲になることを神様は願われません。その場合は、「逃げるは恥でなく、主の役に立つ」と言えるのではないでしょうか。
いじめ、DV、ブラック企業など、強大な悪の力に苦しめられ続けている方々は、「逃げていいのだよ」を必要としているのかもしれません。イエス様一家のエジプトへの避難を思う時、その方々にもクリスマスの恵みがありますようにと祈らずにはおられません。