コラム
目からウロコ?鼻から牛乳? 世の光・メッセンジャー 水谷潔
「七夕物語からのキリストの花嫁」
7月7日は七夕です。天の神様は、織物が上手な織姫と働き者の牛使い彦星を結婚に導きます。しかし、結婚後に怠け者になった二人に神様は怒り、夫婦を天の川で隔てます。悲しみのあまりさらに働かなくなった二人を見た神様は、働くことを条件に年に一度だけ会うことを許可。実は、二人は恋人でなく夫婦で、結婚後の生活は怠惰だったのです。
そこで思い浮かぶのは、教会とイエス様との結婚。それは七夕と似ているようで大違い。七夕は毎年一日限りの夫婦のデート。しかし、イエス様の再臨は、歴史上一度限りの結婚。七夕は会えば翌日にはお別れですが、クリスチャンとイエス様の結婚は永遠に続きます。七夕は悲しく切ない結婚生活ですが、再臨後にあるのは、喜びに満ちた永遠の結婚生活。
クリスチャンは皆、婚約中。地上での歩みは、古い表現で言えば、「花嫁修業」。地上での歩みを通じて、花婿なるイエス様に、ふさわしい花嫁へと整えていただきましょう。七夕の季節には、自らが「キリストの婚約者」であることを覚えてみてはどうでしょう。