コラム

目からウロコ?鼻から牛乳? 世の光・ジェネレーションX・パーソナリティー 水谷潔

67「菊地弁護士とアンジャッシュ」

テレビ出演する弁護士の中でも、スキンヘッドと温厚な性格で愛されているのが、菊地幸夫弁護士でしょう。菊地先生が弁護士となったきっかけは、高校時代の恩師の一言だったそうです。「学校の教師か?法律家か?」と進路に迷う菊地青年に恩師は、「どちらかでできるほど、教師は甘くない。法律に進んでみろ」とアドバイスします。その一言がきっかけとなり、菊地先生は弁護士の道を歩み始めました。
 それだけではありません。その先生は、転勤先の高校でも、男子生徒二人から「お笑いを目指したい」と相談され、「やってみなさい」と背中を押しました。その二人こそ、後の人気お笑い芸人「アンジャッシュ」でした。菊地弁護士もアンジャッシュも、現在の活躍の背後には恩師の的確な一言があったのです。

イエス様は初対面のペテロに向かって、名前はシモン(葦)だが、ペテロ(岩)と呼ぶと宣言されました。葦のように揺れ動く彼の中に、将来の岩を見出し、弟子として招かれたのです。イエス様は、私たちの将来性を見抜き、最も活かされる道へと導いてくださいます。菊地弁護士とアンジャッシュを見たら、共通の恩師を覚えましょう。そして、クリスチャンであるなら、さらに勝る恩師に出会い導かれていることの幸いを感謝したいですね。

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