コラム
榊原康成 日本同盟基督教団 シティリジョイスチャーチ
「広がるラジオの可能性」
『イエスは彼らに言われた。「さあ、近くの別の村里へ行こう。そこにも福音を知らせよう。わたしは、そのために出て来たのだから。」』マルコの福音書1章38節
新しい年を迎えて主の祝福が皆様の上にさらに豊かに注がれるようにお祈りいたします。
いつも世の光ラジオ放送を支えてくださり、心から感謝します。昨年一年間も放送を継続することができました。
広報の働きとして、TBAだよりのカラー化を担当してきましたが、昨年、飯沼智師から運営委員長の働きを引き継ぐことになりました。普段耳を通して福音をお届けしているのがラジオ放送です。その働きを紙面を通して知っていただくことと支援をお願いするのがTBAだよりの大切な働きです。
TBAだよりではカラー写真などを用いて、少しでも分かりやすく情報をお伝えすることを目指し、新しくホームページも開設しました。これらはすべて一人でも多くの方に福音放送を聴いていただくためです。放送を必要としている方がおられ、まだまだ届けるべきところに届いていない面もあります。
ラジオ放送は、古くて新しい道具だと感じています。昔から途切れることなくラジオの電波は多くの人の耳に届き、心に響いてきました。最近では、ラジコやポッドキャストなどの新しい方法でラジオを聴くことができます。若いスマフォ世代はラジオに馴染みがないように思いますが、そうでもないと考えています。昔は街を歩く多くの人がポケットにラジオを入れているなど言うことはなかったと思います。しかし今、本当に多くの人がスマフォを24時間身近に持っています。そのスマフォからは世の光放送をいつでも聴くことができます。馴染みがない世代に世の光放送を届けることが可能なのです。
ラジオ放送は古くて新しいのです。そしてそこから届けられる福音は、毎朝、新鮮なみことばのメッセージです。
昨年から世の光放送はAM放送だけではなくFMの電波でも流れるようになりました。電波が届きにくかった地域にもFMの電波が届いています。新しい可能性がまた広がったと思います。
願っても日曜日に教会に行くことができない方や病の中にある方など、毎朝の新鮮は福音の放送を必要としている方がおられるのです。新しい年も様々なことに取り組みながら、より良い放送を届けていきたいと祈っています。