コラム

2024年1月巻頭言「励まし合う仲間たち」

川津良知 TBA理事・運営委員 キリスト兄弟団 名古屋教会 牧師

 「こういうわけで、兄弟たち。私たちはあらゆる苦悩と苦難のうちにありながら、あなたがたのことでは慰めを受けました。あなたがたの信仰による慰めです。あなたがたが主にあって堅く立っているなら、今、私たちの心は生き返るからです。」Ⅰテサロニケ3章7~8節
 東海福音放送の運営委員として、放送伝道のために祈り、そしてご協力してくださっている皆様に心から御礼を申し上げます。放送伝道のために昨年一年間も支えてくださり心から感謝いたします。皆様の上に豊かな主の祝福がありますようにお祈りいたします。
 太平洋放送で番組を作成し、そしてラジオで福音を流すために労してくださっているスタッフの皆様の願いも、そして私たちの願いも同じで、一人でも多くの人に聞いてもらうことですが、このラジオ放送を教会が用いてくださって、皆様が伝道のために役立っていただけることも大きな喜びです。
 昨年開催されました日本伝道会議では、開催地委員として奉仕をさせていただきました。準備で各地域を周り、協力のお願いをしていた中で、「以前、職場において、どれだけ周りの人に福音を伝えたいと思っていたか。でも、恐れがあり、語ることができなかった。もし、そのとき、教会で一緒に祈り、励まし合い、分かち合うグループがあったら、力を受けて、出ていけたかもしれない」と話してくださいました。職場で、家族や友人の中で、地域の中で、福音を伝えたいと願いながらも、語ることができずにいるクリスチャンは多いと思います。それで、今回の日本伝道会議後、東海では、S&Lという働きを残しました。それぞれの賜物を用いて仕えているお互いが集まり、励まし合い、分かち合い、地域に出ていき福音のために仕えるための交わりです。福音のために仕えることは、一人だけの働きではありません。励まし合い、支え合い、ともに分かち合うことができる働きです。
東海福音放送でも、福音放送のために協力し、祈り、ささげてくださっている方が、集まる時をもっています。福音放送のために協力している同じ仲間が集まっています。福音放送がラジオで流されるだけではなく、そのために協力している者たちが、一緒に集まり、お互いに励まし合い、力を受けて、地域に出ていくものとされるために、放送伝道が用いられることを願い、集まりを持ち続けています。今年も福音放送が、教会の宣教のために用いられますように、お祈りとご協力をよろしくお願い致します。

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